特別展 桃山から江戸の栄華 特別展 桃山から江戸の栄華

桃山から江戸の栄華

安土桃山時代は、織田信長と豊臣秀吉が活躍した時代です。
日本の歴史の中でも特に華やかで豪壮な、戦国の活力溢れる文化が栄えました。
狩野永徳による「上杉本洛中洛外図屏風」など、金箔を使った豪華絢爛な屏風絵が代表的です。

戦乱の世を終わらせ、約260年にわたる天下泰平の続いた江戸時代。経済が発展し、庶民文化が花開きました。本阿弥光悦、俵屋宗達により始められた琳派は、大胆で装飾的な美の世界を作り出します。2つの時代にかけて、歌川等伯など多くの絵師が活躍しました。
桃山から江戸の栄華を西陣織でお楽しみください。

特別展示

作品名

全通全景丸帯 洛中屏風絵大観

上杉本(国宝)と舟木本(重文)の「洛中屏洛外図屏風」と当時の日本に計り知れない影響を与えた異文化である南蛮文化を屏風に描いた「南蛮屏風」そして女性の幸せをかなえ、幸せを与え続けた「熊野那智参詣曼荼羅」を1800口織ジャガードを駆使し一本の丸帯として精緻に織り上げました。

作品名

全通全景丸帯 桜梅柳紅葉橋文

長谷川等伯の代表作「柳橋水車図屏風」を題材に織り上げました。宇治橋にしなだれかかる柳、宇治倭の流れと水車、蛇籠、低くかかる半月。「柳橋水車図屏風」は、伏見城御殿を華やかに飾っていた、いわゆる「桃山百双」と呼ばれる意匠性に富んで作られた金屏風の典型で、同じ図柄のものがいくつか存在します。手前は漆箔をベースに黒地で仕上げ、紅葉と梅を配し奥には本金をベースに金地で仕上げています。また手前には季節感を変えるために梅としだれ桜を配しています。手前と奥とで地色は異なりますが、共に日本の伝統的な漆工芸の技法、蒔絵をイメージして織り上げました。1800口織ジャガードを駆使した繊細で華麗な織をご覧ください。

基本情報

休館日
月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、年末年始、お盆期間(8月中旬)、展示替え期間

アクセス

電車・バスなど公共交通機関でお越しの方

阪急京都線「烏丸駅」23番出口 南へ徒歩3分
地下鉄烏丸線「四条駅」6番出口 すぐ
ツカキスクエアより、1階にて受付後エレベーターで7階へお上がりください。

車・自転車などでお越しの方

当館には、駐車場・駐輪場はございません。公共交通機関でお越しください。

入館料
一般
500円(400円)
高校生・大学生
400円(300円)
中学生以下
無料
  • ※大学生以下の方は年齢のわかるものをご提示ください。
  • ※( ) 内は20名以上の団体料金。
  • ※入館料は現金のみのお取り扱いとなります。
  • ※障がい者と同伴者1名さまは、入館料を半額とさせていただきます。