兵馬俑と古代中国～秦・漢文明の遺産～（京都京セラ美術館）

「日中国交正常化５０周年記念　兵馬俑と古代中国～秦漢文明の遺産～」が京都京セラ美術館で開催中です。
兵馬俑（へいばよう）とは、古代中国で死者を埋葬する際に副葬された俑のうち、兵士及び馬をかたどったもの。
狭義には秦始皇帝陵兵馬俑出土のものを指します。

日中国交正常化から５０年を記念し、死後の皇帝を守り続けてきた兵馬俑が展示されてます。

武士俑、騎兵俑などの兵馬俑のほか、レプリカの銅車馬や兵馬俑の隊列、ヒツジやブタなどの動物俑、
青銅器、金印など、秦～漢代の多彩な遺物が展示されて古代中国文明を肌で感じることができました。

今から３５年ほど前に、仲良し４人組で中国を旅行しました。
北京市内の自転車の多さにびっくりしたのを覚えています。
皆さん、人民服を着られていて、女性もお化粧なんてしてる方はまだまだ少数派で。
この頃のテレビで見る発展の有様は目を見張るばかりですね、自転車にとって代わり、自動車の大渋滞。

西陣織に携わっている私たちにとって秦の文明というものは、やはり興味深いものです。
展示されている出土品をみると文明の高さを痛感しました。

５月２２日までの開催です。