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2021年5月14日 (金) 西陣織の話し

清水三年坂美術館に行きました。

週末に友達と清水三年坂美術館”村田理如蒐集の軌跡”に行きました。

まずは腹ごしらえ、今回は八坂さんの石段下にあるいづ重さんでランチです。
京都ではこちらのさば寿司は人気ですよね。
幼い頃よりの懐かしいお味、やはり美味でした!

鯖寿司、お稲荷さん、巻き寿司、小鯛の笹寿司

清水三年坂美術館は京都の数ある美術館の中でも大好きな美術館の一つです。

長い歴史の中で育まれ、連綿と受け継がれてきた日本の伝統工芸。
その技のすべてを結集したと言うべき、精緻極まりない装飾を施した工芸品が、明治という時代に彗星のごとく登場しました。

明治政府は、七宝や金工、漆工や陶磁器のジャンルで超絶技巧を凝らした工芸品を、積極的に海外に売り出すことで外貨獲得を画策しました。
工芸作家たちは、競ってその技術を磨き、ウィーンやパリなど世界各地で開催された万国博覧会に作品を出品したのです。

今回は開館20周年の記念展示で、館長の村田理如さんが30年以上に渡り蒐集したものが展示されてます。

個人的に特に好きなのは、超越技巧が施された京薩摩の数々や七宝焼きの作品です。
並河靖之さんの七宝は京都ということもあり、良く目にすることができるのですが、関東の濤川惣助さんの七宝はなかなかお目にかかれません。
色合いが淡くとっても上品で美しいものばかりです。

偶然館長の村田理如氏にもお会い出来、ご挨拶させていただきました。(^^♪

展示は5月9日で終了してます。