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2020年3月23日 (月)
展覧会めぐり④ 染清流館「日日のまなざし」
ご近所の染・清流館(室町錦上ル)に行ってきました。
三橋遵原画展「日日のまなざし」が開催されていました。
美術造形作家の三橋遵(1954~)が創刊以来12年間表紙を手掛けてきた、
月間情報誌「染織情報α」が今月号で休刊となる為、染による原画を集めた
展覧会が開かれていました。
全く知らない作家さんでしたが、リーフレットになっている作品が
一目で気に入り是非見てみたいと思ったのでした。
「忘れもの」というタイトルのその作品は、傘が地面にたてかけて
あって、その水たまりにはとっても爽やかな青空が描かれています。
展覧会のタイトル「日日のまなざし」というのもいいですね。
行事やその時々の風物詩や和菓子など、どの作品も季節感が溢れていて、
どこかノスタルジックを感じるのです。
どの作品も色合いが最高です。この色にこの色を合わせるのね♬って。
染によるものなので、ぼかしやにじみがまた良いのです。
抒情的といいますか。
一つ一つの作品には短い文章が添えられているのですが、それがまた
心の深いところにストンと落ちるんです。
最終日だったけど見に行って良かったと画文集を片手に帰ってきました。