特別展 西陣織と祈りの美 特別展 西陣織と祈りの美

西陣織と祈りの美

人は古来より、祈りの心を美へと
昇華させてきました。

仏教美術に見られる荘厳な仏像や仏画、
寺院を彩る装飾の数々には、
平安への願いと人々の信仰が込められています。

中でも黄金の輝きは仏の智慧と慈悲、
そして極楽浄土への憧れを
象徴するものとして大切にされてきました。

本展では、千年以上の歴史を誇る
西陣織の技によって表現された作品を通じて
「祈り」が生み出した美の世界をご紹介いたします。

繊細な織技術と金箔や金糸の
きらめきが織りなす作品は
日本人が育んできた精神文化と
美意識を今に伝えています。

特別展示

作品名

西陣極細織掛軸 阿修羅

奈良・興福寺に伝わる国宝「阿修羅像」を、西陣織最高峰の極細織技術により掛軸として表現した作品です。
1800口織ジャガードによる緻密な織りと本金箔を用い、阿修羅像の繊細な表情や衣の質感、そして仏像が放つ静かな気品までを写実に織り上げています。
とりわけ、阿修羅像の「凛々しさ」と「憂いを帯びた優美な表情」の再現に注力し、織物ならではの光沢と立体感によって、絹糸と純金箔が織りなす新たな仏教美術の世界を作り上げています。

作品名

西陣極細織掛軸 九体阿弥陀如来像

京都・木津川市の浄瑠璃寺に伝わる国宝「九体阿弥陀如来像」の、中央の阿弥陀如来像の体内から発見された摺仏(すりぼとけ)を意匠として、西陣織最高峰の極細織技術により掛軸として表現した作品です。
1800口織ジャガードによる緻密な織りと本金箔、金糸を用い表現しております。

浄瑠璃寺の九体阿弥陀如来像は、平安時代後期に造立された九体の阿弥陀如来坐像で、日本に現存する唯一の九体阿弥陀堂に安置されています。
「九品往生(くほんおうじょう)」の教えに基づき、あらゆる人々を極楽浄土へ導く限りない慈悲を表現しています。

基本情報

休館日
月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、年末年始、お盆期間(8月中旬)、展示替え期間

アクセス

電車・バスなど公共交通機関でお越しの方

阪急京都線「烏丸駅」23番出口 南へ徒歩3分
地下鉄烏丸線「四条駅」6番出口 すぐ
ツカキスクエアより、1階にて受付後エレベーターで7階へお上がりください。

車・自転車などでお越しの方

当館には、駐車場・駐輪場はございません。公共交通機関でお越しください。

入館料
一般
500円(400円)
高校生・大学生
400円(300円)
中学生以下
無料
  • ※大学生以下の方は年齢のわかるものをご提示ください。
  • ※( ) 内は20名以上の団体料金。
  • ※入館料は現金のみのお取り扱いとなります。
  • ※障がい者手帳をお持ちの方と同伴者1名さまは、入館料を半額とさせていただきます。