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2020年1月31日 (金)

今年もいただきました!

1/31(金)~2/2(日)の三日間、西陣織会館で「2020 西陣織大会」が開催されます。
西陣の粋を集めた年に一度のこの大会は西陣の織元がその卓越した織技術、デザイン力を
お披露目する場です。
西陣の粋が一堂に会する熱い熱い3日間といえます。

今年のテーマはフォーマルの活性化というものです。
国際イベントも続き、フォーマルきものが注目を集めると思われるこの機会に
業界を挙げて振興策に取り組もうというものです。
フォーマルが得意なあさぎにとっては追い風、追い風!(^^)!

西陣織大会に先立ち、参加作品の審査が行われました。
出品した丸帯「酒井抱一 桜図・楓図屏風 花鳥十二ヶ月」が見事!
商工会議所会頭賞をいただきました。
ヤッター!
嬉しくて展示作品にも短冊を付けちゃいましたよ。

江戸琳派の祖、酒井抱一の「桜図屏風・楓図屏風」を大胆な構成で制作した丸帯。
桜図の上には宮内庁所蔵の十二ヶ月の花鳥図を、楓図の上には香雪美術館所蔵の
十二ヶ月花鳥図をお腹にはアメリカ心遠館(ジョー・D・プライスコレクション)の
十二ヶ月の花鳥図を織り成したもの。
経糸として純金の経箔を、緯にも純金、プラチナ箔を潤沢に使用し第一礼装の丸帯として
豪華に創作した作品。

美術館では最後の展示室にど~ンと陳列しています。
絢爛豪華な丸帯をご覧になってくださいね。

西陣織会館でも沢山の作品がご覧いただけますので
是非お出かけください。